HIKARI REPORT

アロッタファジャイナ番外公演 君といた夏 〜アロッタ夏祭り2007〜
舞台 「農業少女」 昼公演
2007/08/30 東京都 渋谷ギャラリールデコ5F
執筆者:光(あきら)





先日の朗読劇から10日ほどの短いスパンでの生ひかり♪
以前、「偽伝 樋口一葉」の舞台をさせて頂いた、アロッタファジャイナの番外公演。
番外って何?ってよく分からないですけど、そのときの松枝さんが演出の松枝組での出演ということで
これまた期待していいじゃないかなって思ってました。
しかし、公演は平日・・。
普通なら昼公演はパスしなきゃならない状態。。。(>_<)
だけど今年の夏休みはなぜか偶然にもその週に休みを充ててたのです(^^)v
ちょっと帰省などの予定を変更しないといけなくなったけれど昼から観に行ける〜♪
というか休みを取ったところへ舞台を入れてくるとはひかり恐るべし・・(^^;
「当然、観に行くよな!」って言われてる気がするのでした・・(ハハハ
チケットはアロッタのサイトから事前に購入。
数日後すぐに届きました。
暫くしてから同じアロッタの女優の井川千尋さんからメッセージが・・。
舞台があるんで観に来ませんか?とのことですが既にチケットを発注してしまったあと。
もうチケット買っちゃったよって言ったら「えぇ〜!だれから〜!」って言われてしまった、、。
すまぬどうせ買うなら事前に聞いとけばよかったと後悔しきり・・。
暫くしてぱれっとのWebにも載ったので見てみるとそこには友情出演とかって書いてある・・。
う〜ん、、、もしかして出演するのはちょこっとだけなのか?
という不安も抱えつつとりあえず観に行くことに・・。

帰省した翌日30日。
この日は昼夜公演。
1dayのチケットを購入してました。
12:30開演とのことなのでその10分ほど前に現場に到着。
劇場となる建物の前のフロアー案内みたいなのにアロッタ告知が貼ってあったので
なんとか見つけることができましたが、無ければ見逃してしまいそうな感じ・・(^^;
建物のエレベータに乗るもこれまたなんかちょっとレトロな感じ・・(^^;
ガタゴト音を立てながらゆっくり5階へ到着。
着くとそのエレベータ口のところでチケットのチェックと公演案内などを渡してもらいました。
チケットにアルファベットと番号が書いてあったので席番か整理番号かと思いきや、
中に入るとすぐに席は自由席ですのでとの案内。
というか・・な、なんだ〜!
ステージがないじゃんか!
ここでやるの?
とか驚きつつ最前の列を見ると空いてるのは真ん中の柱の目の前かその2つほど横の席か
という感じだったので、柱の前は観にくいかもと思ったので2つほど横の席へ・・。
舞台というかステージというか会場は他のフロアーでは展示会などをしてるような場所。
客席と舞台とは段差なし。
お客も舞台の上を歩けます(^^;
その会場というか部屋は縦・横10mくらいで真ん中に建物のでかい柱が建ってます。
そこの半分が舞台のスペースでもう半分が客席のスペースになっててスチールにプラスチックの椅子が30席ほど。
ちょっと硬目なのでこれは長時間だときつそうだなぁって感じました・・。
床はコンクリートの打ちっぱなしだけど元あった黒いのを削ったのか剥がしたのかまだらな感じ。
壁は全面真っ黒、天井も真っ黒で小さめの照明が何個か取り付けられてました。
そんな感じなので一番奥に楽屋らしきスペースを確保してましたが、
楽屋口とかも用意されてないのでひかりちゃんはじめ出演者は普通に入り口から入り
客席の前を通り抜けて奥の楽屋へ入っていくといった感じ・・
トイレすら出演者、お客さん共用。
それどころか男女も共用・・。
まぁ、チケット代も松枝組ですら2500円、その他は1000円、1dayでも3000円という安さ。
致し方ないのかな・・。
そして暫くするとアロッタのスタッフの方から事前注意などの案内があり開演となりました。

すると初っ端から白いブラウスに白いスカートの百子役のひかりちゃん登場!
髪型はツインテール。
ありふれてるけどあまり見ない髪型だけにちょっと新鮮な感じ。
暫くして舞台設定にしてる少女の感じを出すためなんだなと気づいて納得。
最初は舞台の端の方に居た百子はすぐにステージの真ん中の柱の前に移動!
ぬぉ、、、この時点で目の前にキタッとか思ったその百子との距離わずか1mほど。
そのあともホントにすぐ目の前で九州の田舎の少女がふとした機会に東京へ出てくるという話を演じてる。
するとその上京後、上京時に切符を買ってくれた男、山本山本さん演じる藤澤よしはるさんの
家に百子が上がりこんだあと驚きの光景が目の前に!
なんと!ひかりがブラウスのボタンを外し始めたではないですか!
ぬぉ!!!
こ、これは観ててよかとですか?と聞きたくなるような状態(笑
や、舞台だ舞台、演技だ演技とか思ってるとツインテールの髪を一度さ〜っとほどくと
ちょうどバックライトみたいにライトアップされたその美しさとともに、
そこからポニーテールに結び直してさっとブラウスを脱いだかと思うと中はキャミ。
ちょっと安心というか脱ぐ前からうっすら透けてたから分かってたけど・・
などと安心してるとそのまますぐに下のスカートに手をかけたではないか!
こ、これは何が起こるとですか〜?とか思ってるとさっとスカートも脱いじゃって、キャ〜!!
短パンからすら〜っと伸びた長いキレイなあんよが出てきましたよ゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚
これはもうどうしたらよかとか!!
目のやり場に困りますがな(笑
いくらひかりちゃんはそんなにエロくない体系とは言え(ゴメン)目の前でそこまでされてしまっては・・
DVDや写真集やまたかなり昔は生で見ることもあったけれど最近はとんと生で見ることはなかったですからね。
やぁ、、、ひかりちゃんは普通なら人前で生足を晒すなんて絶対にイヤなのに
舞台となるとここまでできるものなのか!って思いました。
今回最初の「女優魂」というものを感じましたがその魂はこのあとも更に感じることとなりました・・。
キャミは白地に小さな花柄、短パンは赤に白い縁取り。
衣装やその美貌についてはこれ以上深く書くことは控えて起きますわ。
脳裏には焼き付いてますが、それをここに書くと生々しいというかなんと言うか・・(^^;
あとは見られた方はその通りに、、、見られてない方はご想像にお任せするとして・・。
とにかくあのお子ちゃまだった子がこれだけキレイになられたのかと改めて実感させられましたのです・・。
けど役のキャラはそのキレイさとは逆に奔放な性格で部屋の中だとその山本山本がいる前でも
下着でいるんだろうなというような自由闊達な感じを演じられてました。
またそんな姿でひかりちゃんが飛び跳ねたり踊ったりする姿がまたまた・・ヽ(≧▽≦)ノ
後から知りましたが途中、久しぶりにひかりちゃんが踊るシーンもあるんですけどこのダンスは
ひかりちゃんが振り付けをしたそうな。
さすがですね♪
ダンスするひかり、いい感じです♪
きゃわいい〜♪
そして話は上京後に都罪という男にボランティアがいいと騙され(?)たりAVに出てたってことが分かったりとか
この山本山本のところに住むために体を許してたりとか結構過激な内容(もちろんそこまでは演じてませんよ(^^;;)
だけどそんなキャミ姿でこの山本に上目遣いで優しい言葉をかけたり、またあるときはキツ目の言葉を放ったりと
その姿にまた魅入ってしまった・・。
基本的にこの上京してる間の話のときはひかりちゃんはキャミ姿(全体の半分くらい)でまた終盤には田舎へ戻って
ボランティアのため米を作るって話のときには前の白いブラウスにスカート姿に戻りました。
この田舎に戻って米作りを始めた頃からなぜか百子は耳が聞こえなくなるという・・。
しかしかつて上京前に上京を夢見てた頃聞いてたように、線路に耳を当ててると電車の走る音だけは聞こえる・・。
それでも百子は米を植え続ける・・。
誰もその米を待ってないと分かっていても百子は米を植え続ける・・。
最後には涙しながら演技してる姿にこっちもウルウル。。。
少女の奔放ではあるけれど健気で正しいと信じた道をとことん進む姿はひかりちゃん本人と重なるところが
あるようにも思いました。
今回もさすがの演技でこれぞひかり、そして松枝演出と感じました。
以前の一葉のときの方がそう感じましたが松枝さんの濃くて深い演出にひかりちゃんは
合ってるんじゃないかなと思います。
他の演出を見た回数は少ないけれど松枝さんもひかりちゃんもときに反発することがあっても
最終的に納得して落ち着くところの感覚が合ってるじゃないかなと思います。
というか友情出演とか書いてあったけど終わってみると完全な主演じゃないですか!
だったらお花とか贈ったのに入り口近くにいろいろな出演者の方への花が贈られてるのに
ひかりちゃんへの花はゼロ。
申し訳なかったなぁと思いました・・。

終演後、ひかりちゃんは客席に来てた友達のところへ私の前を素通りして(オイオイ)
駆け寄って行きどうだった?と感想を聞いたりしてました・・。
あとお客さんに一葉のときの俊藤さんが来られてました。
っで席は公演ごとの入れ替えなしなので1dayだとずっと同じ席で見れる。
逆を言うと他の人に席を取られてしまうと前で見れなくなってしまう。。。
ということで夜公演までずっと同じ席で他の公演を見ることとなりました・・。
お昼ご飯は公演の合間に近くのコンビニでパンを買ってきて食べてしのぎましたよ、えぇ。
他の公演がどれくらい入るか分からない状況で、夜の席確保のためには
席を外すことができなかったので・・。
まさか、1日がこんなに長くなろうとは思ってなかった・・。

っでその後の松枝組にも出られてる藤澤よしはるさんの藤澤組は
あとから3部作のオムニバスだって伝えられましたが、
確かに途中で題目を書いた紙をめくってたのでそういうことなんでしょうけど、
正直、なんかよくわかんなかったです(^^;
最初の「おとこの子 おんなの子」も結局は0時を過ぎると弟と妹の年齢が
入れ替わるというものだけどそれを表現するのに無駄が多すぎるのと
最後は何が言いたいのかあまりよく分からない。
第2部のさくらも第3部の親子ゲームも同じ感じを受けました。
私としては座長の藤澤さんの演技は買っていて、今回の松枝組での山本山本役も
あとから演じた山本律麿さんよりも藤澤さんの方がいいなと思いながら見てました。
なので藤澤組の公演も楽しみにしてたのでそれだけにちょっと残念な感じが残りましたね。
演出面での力はまだこれからでしょうか・・(^^;
偉そうでゴメンナサイ!

安川組の安川結花ちゃんは以前の「偽伝 樋口一葉」以来私の中ではかなり演技の評価は高く、
他の方に聞いても凄いという彼女の今回の公演でも楽しみにしてました。
んで見てみると今回は朗読劇という形。
台詞の表現力や顔の演技なんかはやはりなかなかたいしたものです。
けどラブストーリーで体を使った演技も少ないので私としてはちょっと物足りない感がありました。
実際、これ以降の公演では結花ちゃんの柔らかい声とともにちょっと眠くなってしまいました・・(^^;

野木組はチケットを買ってあげられなかった井川千尋ちゃんが出ているのでちゃんと見てあげねば
と思いつつ見てみるとこれがなかなか結構複雑な内容。
輪廻を取り混ぜた内容だけれどもあとからそれが分かったから途中まではどうなってるの?という感じ。
最後は千尋ちゃん号泣に近いくらいボロボロ泣いちゃうし。。。
演技云々はまぁいろいろあるけれどこれはこれで観れる作品に仕上がってました。
しいて言うなれば結局これも何を伝えたいのかあまりはっきりしてない点かな。
ただ濃い割りにはメッセージ性が弱いというか・・。
愛の力で月をも落とすと?それで死んだ人に会えるとか?
それでなんなんだろう・・と
これはアロッタの舞台全体に言えることかもしれないけれど・・
などと若輩者が偉そうなこと言ってしまって済みませんm(__)m
一意見だと思って軽く聞き流してくださいませ・・。
あと千尋ちゃんはやっぱり俄然強め!な感じですね!
後半にどんどんキツイ感じになってくところはもう一人の主演の滝野さんでは
同じような感じは出ないんじゃないかと思います。
なかなか見所のある公演内容になってました。

そうこうしてるともうこの頃にはケツも腰も痛くなってきてました。。。。
1日目夜公演へと続く・・




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